「生辣油」、作ってみたの巻
生辣油を作ってみました。
ラ-油はラ-油でも生辣油の本 / 魚柄 仁之助【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
↑これです。
発端は以下。
あまからカルテット / 柚木 麻子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
第4章「てんてこ舞いにラー油」にて、加熱しないで熟成させたラー油がやたらめったら美味しい、作るのに最低半年かかる、複雑でコクがありこれ一本で豆腐がまるで大豆のステーキに……云々。
あまからカルテットには最低半年とありましたが、家で仕込んで9か月でグンとおいしくなりました。
材料を加熱せずにつくる熟成ラー油のレシピはインターネットに少ししかないようだったのでこちらにおぼえがきを。
・器具
ビン
→ラー油の保存と熟成に使用します。
オイルボトル
→熟成に使っているビンの開け閉めの回数を増やしたくないため、定期的にビンからオイルボトルにラー油を移し、ビンにごま油を追加する運用をしています。
・材料
唐辛子(あらびき)
→生辣油の本に「韓国産のものが味特化でおいしい」というような記載があったため、韓国産を用意。量はビンの半分弱。
→ホールのものを用意。
甘エビの天日干し
→エビ入れるとうまくなりそうと思ったので。
干し貝柱
→同上。あとでもしかしてこのうまみって水溶性では?とか思ったけど最悪取り出しておいしくいただけばいいやということで投入。
鰹節
→うまいって本に書いてあった。
にんにくチップ
→すでに乾燥済みのものを用意。水分を含む生のにんにくをそのまま入れると空気が出たり腐ったりするかも……という懸念のため。
ごま油
→圧縮法のものが良いとのことなので、そういうのを探して買っています。
・作り方
1.保存用のビンを煮沸、アルコール消毒しよく乾かします。
2.上記材料すべてをビンに投入します。
3.思い立ったらビンを振り、3か月ほど放置します。
→少し味が出てます。
4.9か月経ちました。ビンを振らず、具が沈んでいるタイミングで油を掬ってオイルボトルに適量移動します。
→使うときはオイルボトルから使用します。
5.ビンの空いた空間に、新しくごま油を継ぎ足し、閉じてよく振ります。
6.オイルボトルのラー油がなくなったら4と5を繰り返します。
現状ウルトラおいしいです。
うどんにラー油と塩かけて食うのマジで最高。
途中で陳皮いりの七味唐辛子を足したり乾燥ネギを入れたりしてますが、基本の味は上の材料から出ていると思います。